当たり前にそこにあった景色が、もう二度と見れないのかもなって思う。



あそこの廊下を通れば大体誰かに会えて、
すぐそこの喫煙所を見ればあの人と、あの人がいて。
窓に落ちる影がきれいなところは6つくらいある。
あの子たちとべらべらしゃべったベンチとか、
授業をさぼって歩きまわった道とか、たくさんあるんだ。

しばらくの間「学生」という身分でいたけれど、
多分この4年間が一番たのしかった。
一番思い入れのある場所が多い。

そう思うのはたぶん、写真のおかげかな。