あのね、展



夜に、泳いでみました。
みつけたものは、なんでしょう。



1月12日(土)〜2月1日(金)
町田sightbox gallery様
にて行われる
6人展『あのね、 』に
出展させていただけることになりました。

展示スケジュール
http://sightbox.jp/gallery/schedule/

「サイトボックス」という場所は、
私にさまざまな出会いをくださった場所です。
たくさんたくさん、お返しをしたい場所です。
私を除く出展者は皆、ここで出会った個性豊か、
魅力的な仲間であり、写真やドローイング、コラムなど
多岐にわたる方面でご活躍されている方々です。

一方の私はというと、フツーの大学に通う、フツーの写真部、です。
趣味で行っていることを、果たして、学校をこえた立派なギャラリーに
並べてしまっていいのか、(一度だけでなく二度も)と。
それだけでなく、
"将来これで食って行くんだ、"という気迫で日々、悩み葛藤し、
創作活動に明け暮れている方々の「作品」の隣に
私の写真を並べてしまって良いものなのか、と。
お話をいただいてすぐには返事ができませんでした。
後から聞くと、即答できなかったのは私だけ、だったそうで、
またその勢いに圧倒されました。

私が日々写真を撮る上で大切にしていることは、
その時間を大切に過ごすこと、と、できる限り紙にして残すことです。
私は写真を撮るために生きているわけではありません。
食べるために写真を撮っているわけでもありません。

写真を撮ったから、その時間を忘れない、
思い出せる、大切に過ごせる、ようにしたくて、カメラを持ち歩いています。
フツーの考えです。ただそれだけで十分だと感じています。

そんな私は「展示」がなかなか…苦手でした。
毎度かっこいいタイトルを考えたり、
違う気持ちで撮った写真どうしを組み合わせたり、
打算的に撮って作り込んだり…そんな展示する上で当たり前なことが苦手でした。
私は"私なんかにはできないから"
"身の丈に合わないから"と、逃げてばかりでした。

しかし、今回の展示は、
そんななまぬるい自分の変な意地やら卑屈なところがあっては、
足並がそろわないと感じました。
また、思い出の一瞬を 撮ること・焼くこと だって、
ある程度の知識と能力が必要なのであって、
作り込むことから逃げてばかりでは、
そのうち大切な一瞬をも撮りこぼすであろうと思いました。



今回私が壁に並べさせていただく写真はモノクロ6点。
フォトアートという授業を聴講させていただきながら
表現すること、と、
自分の写真、と向き合った上で撮影してきた写真です。

私に、何が表現できるのか、わかりません。
むしろ、それをほんとうに誰かに見せたいと私自身が思っているのか、
見せる必要が果たしてあるのか、わかりません。

「あのね、」に続く言葉ははっきりと真っ直ぐに、
ある方向を向いた明白な言葉ではありません。
しかし、自分の頭の中をまるまる写したつもり、です。
少しでも何かを感じられる写真を並べられれば、と思っております。


こんなうだうだと言葉を並べたところで、
実際見に行ったらやっぱ大したことなかった、なんてことになりそうで
内心泣きそうなのですが、そんな未熟な部分も含め私です。
今の自分しか写真にはうつりません。(と、先輩が教えてくれました。)
どんな私がそこにいるのか、お時間のある方、
ぜひ会場に足をはこんでいただき、見ていただければと思います。

私のを見に来ずとも、残り5人の魅力的な作家とその作品と
出会っていただければ…また、サイトボックスというあったかい空間を紹介できれば、
それだけでも私は嬉しいなあと思いますので、ぜひぜひ、足をお運びください。