ちらり。
面接を受けに地元に帰ってきた。
この写真の日には父が母に贈ったカーネーションがポン、と置いてあった。
けど、今はまた元通り。
何もなくなった。
カーネーション、枯れてしまったの?
とは、まだ聞けていない。
そうゆうところは父親ゆずり。
逃げて避けて目をつぶるのが得意な私達は
苦手なテレビの特集やニュースが大体一緒なんだ。
いつか痛い目に合う前に、素直に直視したりできるようにならないと。
それにしても、このカーネーションは綺麗だった。ほんとーに。
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