現像に失敗した。
なんだか液の調子が悪かったみたいだ。
新しく作り直したから次使う人は大丈夫なはずです。


3本なんて大した数じゃないけど、36枚の3本だから108枚。
そのうちの何枚がきゅんとくる写真だったのかな。
いつものように、ぶれぶれの写真ばっかだったかもな。
ピントはずしまくりだったのかもな。
でもそれすらわからないんだな。

駄目になったフィルムをみて泣きそうになった。


楽しい時間は写真に撮らなくたって心に残るのだろうし
それでいいときも、もちろんあるんだけど。

でも、ちょっとでもそのときの風景が残ってたら
そのときの声とか温度とか気持ちとか
鮮明によみがえってくる。真空ぱっくみたいに。

もう一回だけ、あの時のあの人の顔、額の汗、みたかったなあ。
波の感じとか、砂の感じとか、どう写っていたのだろうか。
個展のかけらも残っていたのかな。

そう思うとまた鼻の奥がつんとする。

暗室作業は心をきちんと立てて
挑まなければ。
まさに、「しまっていこう。」なのです。
私も、みんなも。あの暗室を大切に使って、
大切な写真を形にしたいものです。





それにしても一年前はとてもフィル現が苦手だったのに。
一度覚えてしまうと流れるようにできるものなんだな。
今ではちゃんと、なんでおかしくなってしまったのか、とか
自分でわかるようになっているのだから。
やっていれば当たり前なのかもしれないけれど、不思議だ。

それに、あの頃は「失敗すること」が悲しくて悔しかった。
けど今は、「撮ったものに会えないこと」が悲しい。切ない。
そう思えるってことは
多少なりとも考え方が変わってきていて、
かける気持ちも変化してきたってことなんだろうな。

・・・・結局何が言いたいか、って
とにかく駄目になってしまって悲しいってことです。はい。泣